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zoom RSS スィーウィドーの森

<<   作成日時 : 2006/07/18 10:57   >>

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どうも、現場のT口です。
最近、お仕事で出版社の方たちとお会いして名刺を出すと、「裏トミノブログのT口さんですか?」と、ほぼ100%言われます。
ちょっと、このブログの影響力が怖くなってきました。
ヘタなことは書けませんね。
では、そんなことを思いつつ裏話スタートです。

『スィーウィドーの森』

スィーウィドーの森。
それってなんじゃらほい。
それが、私が初めてスィーウィドーの森という単語を見て思ったことでした。
『リーンの翼』の製作初期、まだエイサップがバリバリのアメリカ人だった頃の話です。
カントクからいただいた初期プロットには、バイストン・ウェル特有の地名や固有名詞が多く書かれており、それを理解するのは中々困難なことでした。
そんなプロットの中の一文に、
「アマルガンたちはスィーウィドーの森に入ると見せて、陽動戦を仕掛け、エイサップたちを翻弄する。」
と、あります。
森は分かるけど、スィーウィドーってなんじゃい。
カントクに聞いてみると、スィーウィドーというのは巨大な海藻のことで、それが群生してバイストン・ウェルの天上面を支える柱になっている、ということでした。
イメージ的には、よくSFなんかである軌道エレベーターとか、『ジャックと豆の木』の豆の木でしょうか。
とりあえず、地表から伸びた『スィーウィドーの森』と呼ばれる巨大な柱が、バイストン・ウェルの空を支えているというのです。
なるほど。なるほど。
で、なぜ私が急にスィーウィドーの森の話なんかを始めたかと言いますと、それはつい最近かかってきた電話が起因しています。

それは背景を描いて頂いているアトリエ・ムサの加藤さんからの電話でした。
加藤氏「今6話の背景原図を見ていたんですが、クスタンガの丘(第2話で出てきた赤ちゃんの生まれる花畑)のシーンに、美術設定に無いものがあるんですけど・・・。」
私  「美術設定にも無いものですか。ちなみにどんなものなんです?」
加藤氏「なんか、らせん状の柱みたいなものなんですけどね。」
私  「柱みたいなものですか・・・。」
ピンと来ました。
スィーウィドーの森です。
カントクに聞いてから一年ぐらい経ってますが、ピンと来ました。
とりあえず、カントクに確認。
私   「カントク。6話の背景原図にスィーウィドーの森、足したでしょう。」
カントク「スィーウィドーの森?ああ、足した。足した。」
私   「美術設定に無いものを勝手に足さないでくださいって言ってるでしょう。」
カントク「あれ?無かったっけ。」
私   「ありませんよ。設定の発注の時、聞いてませんよ。」
カントク「ああ〜、そうだった。いっつも行き当たりばったりなんだよなぁ。本当に悪いんだけど、描いてもらいたいなぁ〜。」

まったく。
本当にカントクは行き当たりばったりですよ。
というか、私以外にスィーウィドーの森を知っているスタッフが、どれ位いるというのでしょう。
あの後、『聖戦士ダンバイン』のムックで勉強しておいて本当に良かった。
ところで、スィ−ウィドーってもっと言い易い名称にならなかったんでしょうか。
私は必ずカムんですよね。電話でも伝えづらいですし。
ちなみに、カントクがちゃんと「スィーウィドー」って言えてるところも見たことがありません。
なんだかなぁ。

さて、次回も引き続き、私が書かせて頂きます。
お題は、『京都の僧侶?』
それでは。

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