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どうもです。 現場のT口です。と、言っても『リーンの翼』は10月いっぱいでめでたく制作が終了しましたので、現場はもうないのですけどね。 ご協力いただいた方、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。 さて、そんな「リーン、もう終わりかぁ・・・」と思ってた矢先、広報のMさんから11月4日から5日にかけてのオールナイトイベントのことを聞き、参加することに。 と、書き出したものの、K内氏がわざわざ私にブログを振ると言うことは普通のリポートを書けということではないでしょう。 舞台裏でのカントクとのオモシロ話を書け、ということに違いありません。 てか、そうそうオモシロ話があるわけないでしょうに。 ブログメンバーは変に私に期待しすぎです。 あれ? ガンダムエース編集のF田さんが呼んでます。 F田さん「これから大森さんと一緒に富野監督にご挨拶に行きたいんですけど、谷口さん付き合ってもらえます?」 そうです。今回のイベントにはガンダムエースで『リーンの翼』を執筆されている漫画家の大森倖三先生と編集のF田さんがいらっしゃっています。 カントクも大森先生もお互いの作業で忙しく、中々お二人の会う時間をとることが出来なかったので、今回のイベントを機にわざわざ大森先生がいらしてくれたのです。 連載開始直前以来、約一年半ぶりとあってはボ〜っとしてられません。 早速お二人をカントクの待機している控え室にお連れします。 私 「富野さん。大森さんいらしてくれたんですけど、お通ししても良いですか?」 カントク「どうぞ、どうぞ。」 見ると、カントクは舞台挨拶用の進行表を丹念にチェックしています。 さらに部屋の中にはエイサップ役の福山潤さんとリュクス役の嶋村侑さんのお姿もあり、ファンにはタマラン空間となっております。 大森先生「ご無沙汰しております。富野監督。」 カントク「こちらこそ。それにしてもこんな大変な原作を漫画にしてくださってありがとうございます。毎月大変でしょう?」 私 「まったくです。」 カントク「お前に言ってないよ。」 スンマセン。 お決まりのシチュエーションで始まった会話は、絵が持つ人に与える印象の話へと移り、カントクから大森先生へ絵の面で気をつけていただきたいことなどをお話されていました。 まさにクリエイター同士の会話。 カントクも大森さんの漫画家としての実力を認めた上での会話なので、一段上の会話が進みます。 プレゼント用のサインを書かれていた福山さんと嶋村さんも、いつしか手を止めてお二人の会話を聞いているようでした。 この物作りに対する実直さが、きっと『リーンの翼』という作品になったのでしょう。 ふと、時計を見るとそろそろ開演時間が近づいていました。 私 「大森さん、そろそろお時間のようです。」 大森先生「そうですね。そうだ、監督。これなんですが・・・、」 そう言って大森先生が紙袋から取り出したのは、大きな花束。 カントクの誕生日のために用意されたものです。 カントク「ありがとう。じゃあ嶋村さん、受け取って。」 大森先生、嶋村さん「は?」 カントク「そんな綺麗な花束を65歳の年寄りに渡すよりか、こういった美しいご婦人に渡した方がいいでしょ?」 また、こうやって人を困らせる。 こういうトコが無ければ人格者ですのに。 まったく。 私 「ホラ富野さん、そんなイジワルしないでくださいよ。」 カントク「何がイジワルなもんか。ねぇ?」 と、福山さんに振るカントク。 またそんなムチャ振りして。福山さんが困ってるじゃないですか。 大森先生「じゃ、じゃあ、リーンの完成を祝して、ってコトで・・・。」 ナイスです。大森先生。 大森先生の機転で、大森先生から嶋村さんに花束を渡すという奇妙なシチュエーションが成立している気がします。 若干、皆さん苦笑いですが。 と、まあこんなことが劇場の裏っ側であったワケですよ。 あの舞台挨拶の直前でこんなことがあったんですね。 やっぱりブログはカントクと一緒にいれば、何とかなるもんだ。そう思いました。 ともかく、深夜にも関らずイベントに来てくださった方、お家で配信版を見てくださった方、皆さんありがとうございました。 またどこかでお目にかかれると幸いです。 それでは。 |
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