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zoom RSS Vガンダムの頃

<<   作成日時 : 2005/12/23 13:19   >>

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毎週、編集の時はスタジオがぴりぴりでした。
編集後の通しの試写でカントクは他の人とは別のところで笑うので、この人は笑いのツボが違うな、と思いました。

制作進行だった私が生意気にも、植Dプロデューサーに「次の仕事は企画のはじめから参加させてください」と言ったら、来た仕事がVガンダムの設定制作でした。
この番組は劇場映画のF91の後で企画されましたが、なぜかF91の続きではなく全く新しいガンダムとして企画が始まっており、放送時間帯が夕方4時半ということで、小学生もターゲットに入れたガンダムとして企画されていました。主人公ウッソは歴代ガンダム最年少の13歳です。

この番組からシナリオ打合せに参加させてもらい、得がたい経験をしました。
毎回、打合せの最初に素人同然の私が、カントクから意見を求められるのです。私が「ここの台詞が…」とか、「ここでこの武器ではなく…」とかの瑣末な部分に関する意見をいうと、「そんな各論はいいんだ。総論として面白いのかどうかの意見をくれ」と言われました。面白いところはあるのか?面白くないところはどこなのか?ならば、どうすれば面白くなるのか?シナリオ打合せはそれを討論する場なのです。私はお話の構造を論理的に捉えることができていませんでした。
それでも、大事なのは対案を出すこと、と思った私はダメもとでネタを出していきました。当時の脚本家の方がたにはご迷惑をおかけしたと思いますが、カントクはそんなビーンボール級のネタを面白がって、いくつか採用してくれました。ウッソがルペ・シノに捕まると、なぜかお風呂に入れられるというのは私の意見が採用されたからでした。

あれから10年以上経ち、その後のほぼ全てのトミノ作品のシナリオ打合せに参加してきました。そのどれもが勉強になりました。

Vガンのことは、後日また書いてみたいと思います。

河P

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2005/12/30 12:12
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