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どうも、一人だけ温野菜にありつけなかった現場のT口です。 作品内容も最終決戦ゆえに、現場も最終決戦ということです。ハイ。 その分、打ち上げは盛大にやりたいですね。 どうか、この言葉の真意がブログメンバーの皆様に届きますように。 まあ、それはそれとして、K内氏の方からこっそりと「次、ヨロシコ」という旨のメール が来ましたので、私が書かせて頂きます。 「色々ギム・ゲネン」 数多のオーラバトラーを開発し軍備を増強させていくホウジョウ軍に対抗するため、アマ ルガンら反乱軍が準備したオーラバトラー、ギム・ゲネン。 劇中では、アマルガン専用機の「赤」、キキとヘベらアプロゲネ組の「緑」、ミガルの片腕 であるブレアの専用機の「白」、ゴドゴッド(名前のみ登場)らキプロゲネ組の「青」とい った様々なカラーの機体が登場しています。 今回はそんなギム・ゲネンの色に関するお話です。 『リーンの翼』の制作当初、ギム・ゲネンは、キキとヘベの乗る通称『緑ゲネン』しかあ りませんでした。 これは、ナナジンが先頭に立って脇を反乱軍のギム・ゲネンが固める、と言った画面を予 定していたためです。 ところがどっこい、カントクから上がってきた2、3話の絵コンテを見てみると、ナナジ ンがちっともギム・ゲネンと一緒にいる気配がありません。 その代わりに中央に立っているのは、アマルガンの乗るギム・ゲネン。 ここで私は思いついたのです。 アマルガン機の色を変えるしかねぇ、と。 早速、カントクに相談する私。 私 「カントク。アマルガンのギム・ゲネンだけでも色変えましょう。」 カントク「何でよ。大体オーラバトラーは、生き物使って作ってんだよ。そう易々と色が変えれるもんかよ。」 まあ、カントクの話も分かります。 オーラバトラーは、生物である『強獣』を材料にして組み上げている物なので、オーラバ トラーの機体色はそのまま材料になった強獣の体色だということなのでしょう。 確かに本毛皮のコートを染め直すという話も聞きません。 私の脳裏に、『聖戦士ダンバイン』の時はボチューンが4、5色出てなかったっけ、という ツッコミが浮かびますが、今はそれを横に置いておきます。 私にも退けない理由があるのです。 それは、2話の戦闘シーンを指しての話でした。 私 「それでもですよ。2話の戦闘シーンは、ギム・ゲネンがほぼ初登場なのに、入り乱れて激しいアクションをするでしょう?せめてアマルガンの機体だけでも色を変えておかないと、見る人が混乱しちゃいますよ。」 カントク「う〜ん。そこまで言うんなら好きにすれば。」 さすが、カントク。懐が広い。 でも、納得はされていないようでした。 ともかく、色のデザイナーである色彩設計の小川さんに相談。 私 「〜というわけで、アマルガン用のギム・ゲネンの色を作って頂きたいんですが。」 小川さん「そうねぇ。アマルガンの鎧が赤いから、赤にする?」 私 「お、いいですね。強そうですし。」 そこに演出の五十嵐さんが通りかかり、その色を見るや、 五十嵐氏「なんか、ザクとシャアザクみたいだね。」 そう言われると、そんな感じが。 でも、それもアリでしょう。 と、いった感じで作業が進んでいき、フィルムが完成。 で、そのチェックの時の話。 ほとんどのスタッフは、私とカントクのやりとりなど知らないので、アマルガンの『赤ゲ ネン』の登場に違和感を感じていません。 ですが、私はそのやりとりがあったので、さりげなくカントクに聞いたわけです。 私 「いかがでした?」 カントク「う〜ん。確かにわかり易くなるもんだねぇ。」 私 「でしょう。」 カントク「よく思いつくなぁ。エライエライ。」 私 「ガンダムでやってたでしょ。色変えの専用機。」 カントク「なんだ。じゃあ僕がエライんじゃん。誉めて損した。」 なんだそりゃ。 何となく納得がいきません。 でも、納得いってないのはカントクの方もでした。 カントク「でもさぁ。やっぱり装甲の色が変わるのは納得いかんなぁ。」 制作上便利に色を変えてしまいましたが、劇中での理由付けが出来ていない点に関して、 監督はやはり納得いかないそうです。 が、この後、カントクが納得する出来事が! って、話を引っ張っておいてナンですが、その出来事の話は今後のネタバレになってしま いますので、またの機会ということでご容赦くださいませ。 ちなみに白ゲネンと青ゲネンは、今月16日配信の4話である意味大活躍です。 そちらもお楽しみに。 次回も引き続き、私が書かせて頂きます。 お題は、「戦闘服の使い道」。 それでは。 |
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