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zoom RSS 5話の追い込み

<<   作成日時 : 2006/07/11 13:28   >>

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いよいよ第5話の配信が迫ってまいりました。
この回は「リーンの翼」全6話の中でも異色のお話です。
また、4話から3Dカットが増加していて、5話は3Dカットがおよそ150カットもあり追い込み時はキツイ状態でした(キツイのはいつもですが…)。
これで厄介なのは、2Dと3Dが絡むカット。作業工程が複雑化する原因です。どういうカットかというと『オーラバトラーのコクピットのエイサップ』などがその代表的なものです。
この場合の3Dカット作業工程は、最初にアニメーターさんがレイアウトとラフ原画を起こします。その後、ラフ原画に合わせて3Dオペレーターさんがオーラバトラーの動きを作ります。そして、演出・作画・3Dのメンバーが集まってチェックし、OKならば3D画像をひとコマごとにプリントアウトし、3Dのナナジンのコクピット部分に合わせて再度アニメーターさんがエイサップの作画をするというものです。

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5話はこの2Dと3Dが絡むカットが約80カットもあって、当然、作業的に追い込みの時期に集中して、みんな死にそうに大変でした。この写真はその作業中、プリントアウトした3D爆撃機B29の紙にタップを一枚一枚貼っていったときのものです。進行さん一人では追いつかないので、スタジオのみんなで貼りました。

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このカラーの動画は東京タワーを切るオーラ光のカット(デジタルの光に合わせて作画が入る)です。なんで写真を撮ったかというと、私は昔ちょっとだけ動画マンをしていたことがあり、また、フィルム時代に制作進行をしていた者としては「カラーの動画」という違和感になんともいえない感慨を抱いてしまったのです。それだけですが…。

私が仕事を始めた時代、コピー機はいくつかのスタジオで共用していました。先輩の進行さんは紙詰まりの時は蹴れば直ると教えてくれました(私は蹴っても直らないと最初から見抜いていましたが・・・)。マシンというのは塩化ビニールのセルにカーボンを熱転写する単純な機械のことでした。コンピューターというのは、アニメの中に出てくるロボットや宇宙船の電子頭脳のことでした。そういえばVガンの時に、主人公ウッソはネットにアクセスして独学したという設定をカントクに説明されたのですが、全く理解できませんでした。今、私はそのネットにコンピューターで文章を書いているのですから、時代はずいぶん変わったのです。

取り留めなく書きましたが、そんな感慨を私にもたらした5話も過去と現在が交差するお話なのです。お楽しみに。

追伸:ブログルールについて遭遇率換算という案はどうですか?T口デスク?


河P

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